昨年の年末にクロスフィルターを購入しましたが、正直あまり出番がありません。
なんせ使い方が難しい。
さらに、もともと使用シーンがかなり限られると思うので、数回装着した程度。
せっかく買ったのだからもう少し使えるようになりたい。
そこで、どのような使い方がいいのか、考えてみたいと思います。
休みになると天気が悪い。。なぜ?
せっかくの連休なのに、天気悪いなぁ。。という文句はさておき、早速やってきましょう。
まずは昨年末にクロスフィルターを使用した写真を見てみます。
クロスフィルターの効果の例
両方ピンボケしてますね。
星の撮影は基本MFでのピント合わせ、しかも対象が見づらいので難しい。
クロスフィルター有り無しでどんな違いが出るか見てみましょう。
クロスフィルター未使用
クロスフィルター使用
こんな感じになります。これはいい感じに使えていますね。
絞りの違いによる写り方
前回の記事で、絞りと光芒の写り方の変化を確認しましたが、クロスフィルターの場合も
絞り値に影響を受けるということで試してみました。
光線の写り方に変化が
今回検証に使用したレンズは24mm f2.8の単焦点です。
すべての絞り値で試すと途中で力尽きるので、2.8(解放)、8、22(最大)で試してみました。
元の画像はこれです。今回もiPhoneが活躍しました。
f:2.8
f:8
f:22
絞り込むと光線が途切れる
今回の検証では、f:8までは綺麗な十字の光線が写りましたが、f:22では光線が途切れてしまっています。そして何やら光が滲んでいるようにも見えます。
間の絞り値ではどうなのかも気になりますが、絞りに関しては、あまり絞り込み過ぎないほうが、綺麗な光線が写るようです。
構図にも工夫が必要
クロスフィルターを使用すると、構図として取り込んだ範囲の光源に対しては、
例外なく効果が出ます。そのため構図次第ではかなりごちゃごちゃします。
ちょっとごちゃごちゃした例
これだけ光源が多いと、少しうるさくなっちゃいますね。
クロスフィルターを使用する場合は、構図を工夫してあまり光源が入りすぎないようにしたほうがよさそうです。
ただし、一面を光源で埋め尽くしても煌びやかで迫力のあるものが撮れそうなので、こればっかりは好みの問題ですね。
とりあえずまとめます
今回の検証をまとめると、クロスフィルターを使用するときは、
ごちゃごちゃしないように構図を工夫しつつ、綺麗な光線が出るように絞りを解放気味にする。そして昨年末に撮影した時の結果から、光源はあまり大きすぎ(明るすぎ)ないものを選ぶという結果でした。
ただし、これだ!といった写真がまだ撮れていたいので、あまり自信がありません。
特に構図に関してはいろいろ試してみたいと思います。
今回の結果に一番マッチした使い方は何かなと考えた時に、やっぱり星を撮影するときが一番使いやすそうです。
光源は明るすぎず、絞りは基本解放~一段絞った程度で撮影、バッチリですね。
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