前回に引き続き、朝日の撮影へ臨港パークへ向かいました。
前日に強い風が吹き、朝には雲も程々に出ている状態。
かなり条件が整った日でしたが、果たして。
朝焼けの条件とは?
朝焼けはいつでも見れるわけではありません。
幾つかの条件がそろうと見れるそうです。
調べてみたところでは、
- 晴れが続き、空気中のチリが雨に流されていない
- 当然晴れている
- 湿度が高い
この条件で見ると、撮影に行った2/18は、
- 2/12からずーっと晴れ続き
- 更に前日強い風が吹いていたため、空気中にチリが舞っている
- そして湿度は約60%
かなり期待が持てます。
雲はあった方がいいの?
これはどちらとも言えないと思います。
雲がなければスッキリとした空の様子となりますが、
適度に雲が出ていれば、オレンジに染まった雲を一緒に見ることができます。
ただし、雲が多すぎるとだめになってしまいますが。
臨港パーク到着
先週に引き続き、臨港パークに到着です。
到着は6時位でしたが、すでに空は結構明るくなってきていました。
今回も撮影に来ている人が数人いました。
先週見かけた人もいたようです。
まずはスローシャッターで
今回は三脚を持っていったので、カメラをしっかり固定しての撮影です。
思いっきり絞って、更にND16フィルターを使用することで、シャッタースピードを2.5秒まで伸ばしています。
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24mmだとあまり赤さが出なかったので、85mmで撮影してみます。
ここまでズームすると画面内の赤い範囲が増え、いい感じです。
ちなみに、D750はISO100始まりですが、拡張域を使うことで50まで下げることができます。
この一枚はシャッタースピードが13秒です。
これは、露出オーバー覚悟でプラス補正を多めにかけて、現像時にマイナス補正で適正辺りまで戻しています。
こういったことをあまり劣化させず簡単にできるのも、RAW撮影のいいところですね。
いい感じに雲が出ていて綺麗だったのですが、赤さのピークはここまで。
日が昇ってきた
到着から日の出まで30分ほどしかありません。
気がついたらそろそろ太陽が顔を出す時間帯。
この時間帯はいつ見ても感動しますね。
雲が出ているときは広角レンズで空を広く切り取るとダイナミックな絵になります。
日が出たばかりはいいのですが、高い位置に登ってくると逆光との戦いになります。
そこで有効なのが、HDRです。
HDR画像を作ってみる
逆光の撮影では、風景を優先して太陽がオーバーになってしまうか、太陽を適正にすると風景が真っ暗。
そういったときに、それぞれの対象物が適正露出になるように撮影しておき、あとで合成することで、通常よりダイナミックレンジが広い画像ができあがります。これがHDR画像です。
作り方
今回はLightroomの機能を使用して作成しました。
やり方は以前の記事で書いています。
参考:Lightroomで簡単HDR合成!1枚の写真からHDR写真を作ろう
今回は1枚の画像からではなく、ブラケット撮影した3枚を使って作ってみました。
ブラケット撮影?
ブラケット撮影とは、同じ構図で、撮影条件を変えながら複数枚の撮影をすることです。
カメラによってはオートブラケット機能がついているものもあります。
D750では、AEオートブラケット機能があったので、これを使用しています。
今回は1EVで設定しているので、設定中に3連続して撮影すると、
-1EV, ±0EV, +1EVと、露出を変えた3枚の写真を撮影できます。
高速連写モードで撮影すると上手くいきました。
結果
まず撮影したのが以下の写真3枚。
これらの写真後合成したものがこちら。
今回はそこまで極端な逆光ではなかったので、そこまで劇的に変わるわけではないですが、今
後もっと試してみたいですね。
ただし場合によっては不自然な写真になってしまうので、その加減が難しいですね。
来年の初日の出はここで決まり?
2週連続の臨港パークでしたが、ここはやっぱり楽しい。
朝日を見るにはかなりおすすめな場所です。
広いので人が集まってもそこまで窮屈にならなそうなので、初日の出はここでいいかも?と思ってしまいました。
ちょっと歩き回ってみるとこんな木も生えていました。
これと日の出を組み合わせたりとか、なかなか良さそうですね。
一本木と太陽の組み合わせは好きなので、うまく撮れるように腕を磨いておかないと。
動画
動画も撮影していたので、アップしてみました。
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