現在メインで使用しているNikonの純正広角ズームですが、
購入時に気になっていた四隅の流れを今更ながら確認してみたいと思います。
撮影のときはあまり気にしていませんでしたが、実際にどの程度の画質なのか、
今更ながらチェックです。
検証するレンズ情報
今回検証するのは、AF-S NIKKOR 18-35mm f/3.5-4.5です。
レンズの紹介などは過去の記事をご覧ください。
(超広角ズームを購入!悩みに悩んでようやく買いました-AF-S NIKKOR 18-35mm f/3.5-4.5G EDを購入-)
さっそく検証
まずは一番気になる四隅の流れです。
やり方は、F値を開放の3.5から最大の22まで変化させ、四隅の画質がどのように変わるかみてみます。
画像はすべて広角端の18mmで撮影しています。
まずは基準になる開放
元の画像がこちら。
ちょっと暗くなってしまっていますが、隅っこの解像感が見れればいいので、このまま行きます。
右下の方を拡大すると。
他のレンズで比較したことがないのでわかりませんが、こんなものでしょうか。
続いて、絞りを絞っていったときの写真。
f/4.5
少し良くなった?ような気がしますが、あまり変わりません。
f/5.6
開放と比べると、少しクッキリしてきました。それでもそこまで大きな差はないかも。
f/8
一気にクリアになりました。右下はまだボヤケていますが、全体的にシャープになってきました。
f/11
f/8よりもさらにクリアに。いつも撮影しているときに、なんとなくこのあたりがいい感じだと思っていましたが、当たっていたようです。
f/13
f/11とそれほど変わりがないように見えます。
もっと絞ってみましょう。
f/18
f/13よりも隅っこが更に解像しています。
絞りすぎると逆に解像度が低下すると聞きますが、これを見る限り気になりません。
f/22
最大絞り値です。f/18に比べると、全体的に”モヤっと”している気がします。
結果
今回は写真の四隅の解像感が絞りによってどのくらい変化するかを見てみましたが、
開放ではかなりボヤケた感じですが、f/11-18程度まで絞るとかなり綺麗に改造することがわかりました。開放とf/18を比べると
かなり改善しています。ここまで絞り込めば写真の四隅も気にならない程度まで解像感を出せそうですね。
これ以上絞り込むと解像感が落ちるようなので、f/18までを目安にしようと思います。
おまけ
今回は四隅を中心に見ましたが、真ん中あたりはどうでしょうか。
絞り込むことにより解像感が増していますね。
f/22では四隅ほどではありませんが、ほんの少しモヤッとした感じになっていますね。
やはりf/11-f/18の間がいいのかなあという感じですね。
さらにおまけ
このレンズのレビュー動画をアップしています。
画質とかでなく、スペックに載ってこないAFスピードをメインとしてます。
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